「さむわんへるつ」30代男性に刺さる 深夜ラジオの共感

1月発売の7タイトルに加え、アニメ放送開始の2タイトルが急上昇

今週1位に輝いたのは、人気漫画『呪術廻戦』の “68年後の未来” を舞台にした公式スピンオフ作品「呪術廻戦Ξ-モジュロ-」/岩崎優次(集英社)。2位は、深夜ラジオで繋がる高校生の青春ラブコメ漫画「さむわんへるつ」/ヤマノエイ(集英社)がランクイン。1月からアニメ放送が開始になった7位「多聞くん今どっち!?」/師走ゆき(白泉社)、9位「正反対な君と僕」/阿賀沢紅茶(集英社)の22年発売のコミックが急上昇しています。

CANTERA分析画面①(ランキング作成 コミック1巻 2026年1月12日~18日 CANTERA調べ)

「さむわんへるつ」30代男性に刺さる 深夜ラジオの共感

「さむわんへるつ」は深夜ラジオを愛する高校生ふたりが、電波越しのつながりを通して互いを刺激し合う青春ラブコメです。お笑い芸人コンビがパーソナリティを務める大喜利コーナーで、“はがき職人”としてネタが読まれる・読まれないという“手応え”や“承認欲求”が、彼らの葛藤と重なり、関係性にリアリティと切なさを添えています。また、コミックの購入者のメインクラスタ―が20~30代男性である点から、現在の深夜ラジオリスナー層と重なり、彼らが番組の空気感を漫画でも追体験していることが想像できます。

(「さむわんへるつ」購入クラスタ分析 CANTERA調べ)

出版社も想定外!?の大躍進

下図は、書店における店頭在庫推移と売上推移を示したものです。「呪術廻戦Ξ-モジュロ-」は初回納品分からやや増加しているものの、概ね出版社の想定通りの売上を推移しています。一方で「さむわんへるつ」は、初回納品分が発売初日から好調で瞬く間に店頭在庫が希薄化し、急遽重版が決定。現在では、初回納品量の約2倍となる店頭在庫が確保される状況になっています。今後も動向から目が離せない注目タイトルとなっています。

(商品詳細 CANTERA調べ)

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