大阪・関西万博への期待高まる!旅行ムック本から見る観光トレンド

ムック本ランキングから見る急上昇する大阪への関心
2025年4月13日から10月13日までの半年間、大阪市の人工島・夢洲(ゆめしま)を会場に開催される大阪・関西万博。日本での万博開催は、1970年の大阪万博、2005年の愛知万博に次いで3回目となり、その期待は高まるばかりです。ここでは、開催に向けた機運の高まりをムック本のデータから確かめてみましょう。

CANTERA抽出の2025年1月、2月、3月の旅行ムック本ランキングによると、3月には大阪関連のムック本がTOP3にランクインしています。1月から兆しは見え始めていましたが、2月ランキングでは2月14日発売「るるぶユニバーサル・スタジオ・ジャパン公式ガイドブック」(JTB)が3位、2月27日発売「大阪・関西万博ぴあ」(ぴあ)が5位にランクインし、大阪関連本が徐々に上昇していることがわかります。さらに、3月19日発売の「2025年日本国際博覧会 大阪・関西万博 公式ガイドブック」(JTB)は、3月期初登場で堂々の2位を獲得しています。これらのデータからも、大阪方面への関心が急速に高まっていることが見て取れます。
関西圏だけ⁉ 全国⁉ 地方別ランキングが示す万博への期待
2025年3月の地方別ランキングを見ても、関西では4誌がTOP5入り、関西圏のおとなり中部・中国・四国地方ではTOP3を3誌が独占しています。関東ではTOP3独占は逃したものの3誌ともにTOP5入り、九州・沖縄でも上位2誌が大阪関連本、北海道・東北でも、地元情報誌に次いでTOP5に2誌がランクインしており、全国的に大阪・関西万博への期待が高まっていることがわかります。1年前の同時期は、最上位が「日帰りドライブぴあ関西版2024ー2025」(ぴあ)が49位、続く「るるぶこどもとあそぼ!関西’25」(JTB)が64位であったことからも、大阪・関西万博の開催が関西地域の観光業やサービス業に大きな影響を与えることが予想されます。

USJ関心層を取り込む⁉購買層分析で見る万博の成功要素
ムック本の購入者層をグラフで見ると、「大阪・関西万博ぴあ」と「2025年日本国際博覧会 大阪・関西万博 公式ガイドブック」の万博関連本は50・60代(1970年の大阪万博を幼少期に体験した世代)がメインクラスタとなっています。一方、「るるぶユニバーサル・スタジオ・ジャパン公式ガイドブック」は30代後半~40代がメインクラスタです。人工島・夢洲とユニバーサル・スタジオ・ジャパンは距離的にも目と鼻の先にあり、USJに訪れる層を取り込むことが万博のさらなる成功に繋がるでしょう。こうしたデータから、大阪・関西万博に向けた機運の高まりを実感することができ、地域経済の活性化や観光業の発展に大きな期待が寄せられています。

(購入クラスタ分析 CANTERA調べ)