ドリルの世界にもIPの波⁉
夏休みに向けて活気づく小学ドリル市場
もうすぐ夏休み。子供たちが長期間のお休みに入るこの時期は、親としては「ダラダラ過ごさせないぞ」と気合が入るタイミングでもあります。実際、小学ドリルの販売サイクルは1年のうち春休みと夏休みに2大ピークがあり、特に夏は終業式前の土日から始まり7月の終盤にかけて販売のピークを迎えます。
商品詳細>売上推移 CANTERA調べそんな盛り上がりを見せる学習ドリル市場ですが、近年、これまでの常識を覆すような大きな変化が起きています。それは、人気キャラクターなどの「IP(知的財産)」を活用したドリルの台頭です。
シェア急上昇!小学館の大躍進とヒットの秘密
このIP化の波に乗り、ドリル市場のシェア争いで劇的な変化を遂げたのが小学館です。
出版社ランキング CANTERA調べ
小学ドリルの出版社別ランキングにおいて、2021年度の9位から2023年度には一気に3位へとジャンプアップしました。現在ではGakken、くもん出版と並んで、小学ドリル3大出版社の一角を占めるに至っています。
この大躍進の最大の立役者となったのが、2023年2月に発売された「ポケモンずかんドリル」シリーズ。同シリーズは今や小学ドリルの上位ランキングの常連となり大きな注目を集めています。
「ポケモンずかんドリル」がこれほどまでに支持されている理由は、単に表紙にキャラクターが描かれているからではありません。子供の「すき!」をプラスして「やる気」を引き出す、綿密な仕掛けが施されているのです。
課題を「バトル」に見立て目標点数をクリアすると、「クリア!シール」や「ポケモンずかんシール」を貼ることができ、付属の「ポケモンずかんボード」に50種類以上のポケモンを集めると図鑑が完成するというコンセプトになっており、「もっとポケモンを集めたい!」という思いが子供たちを自然と次の学習へと導きます。
ポケモンだけじゃない!多種多様なIPが彩る学習ドリルの最前線
現在、ドリルの世界ではポケモンを皮切りに、ちいかわ(講談社)、ミニオンズ(くもん出版)、クレヨンしんちゃん(双葉社)、最強王図鑑(Gakken)、マインクラフト(KADOKAWA)、ディズニー(新興出版社)、サンリオ(Gakken)、ガリガリ君(くもん出版)など、多種多様なIPとのコラボレーションが展開され、まさにIP勝負の様相を呈しています。
子供の「好き」に合わせてドリルを選び、自学自習の習慣を身につけさせる。このアプローチは、学習ドリル市場の新たなスタンダードとなりつつあります。こうしたIP活用による購買行動の変化や、データに基づく新たな市場トレンドの動向は、CANTERAにて確認できます。気になる方は弊社へお気軽にお問合せください。
最新ランキング(小学1年ドリル)
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