主婦層に大ヒット!『はたらく細胞』売上増殖中

主婦が選ぶNo.1コミック!『はたらく細胞』
細胞を擬人化して描き、斬新かつユニークな設定が大きな話題を呼んでいるコミック「はたらく細胞」(講談社)。様々な切り口でのコミックランキングがわかるAND ONE調べで、主婦が買っているコミックで第1位に。

「はたらく細胞」本編は全6巻で完結していますが、スピンオフ作品が次々と出版されています。不健康な体内を舞台に、成人男性の生活習慣の問題を描いた「はたらく細胞BLACK」、最近では「猫」「マッスル」「おくすり」などテーマも細分化され、それぞれで物語は完結しているので、気になるテーマからどれでも楽しめます。初心者には、人体の仕組みや免疫の働きをわかりやすく解説している本編から読むことをおすすめします。
こどもと一緒に学ぶ!『はたらく細胞』の支持層
直近1年間の読者の傾向として、青年コミックジャンルの平均に対して30代・40代の女性が圧倒的に多いです。特に主婦層から絶大な人気があります。併買されている書籍は、講談社の実用百科や絵本の「はたらく細胞」関連本が中心です。また、雑誌では「コロコロコミック」「ちゃお」「小学一年生」(小学館)もよく購入されています。飲料では果汁飲料「Qoo」「なっちゃん」、乳酸飲料「カルピスウォーター」が好まれていることから、幼児・小学生年代の子どもがいる家庭であることが推測されます。健康志向で、家族優先、一家団欒タイプの自炊派であり、こどもの成長を考え、こどもと一緒に学ぶお母さんたちの読者像が伺えます。

まだまだ広がる「はたらく細胞」たち。映画公開でコミックもまたまた売れた⁉
ワーナーブラザース配給で2024年12月に映画で実写化された「はたらく細胞」。映画の公開がどれほどコミックの売上に寄与したのか調査しました。公開から1か月間の実績を前年同週期間と比較したところ、売上前年比は600%に達しました。公開直前の1か月間も売上が上昇し、前年比420%の実績を記録。公開直前も映画効果の期待値として含めると、映画公開効果は550%に達します。
細胞分裂を繰り返し、さらに増殖を続ける「はたらく細胞」。アジアでも映画が公開され、世界中で増殖を続ける細胞たちに今後も期待が膨らみます。家族全員で楽しめる「はたらく細胞」、ぜひその魅力をコミックでも映画でも体験してみてください。
